記事一覧

 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

お寿司の具をほじくる私

 10月31日
 私の大学では昼休みか放課後の会議ではお弁当が出ることが多いです。昨日からきょうにかけて、3回もお弁当をもらいました。全部、寿司弁当・・。
 私は、野菜とたんぱく質中心食いなので(「はーべすと」では最低3皿おかわりします!)、たまにはご飯物もいいけど、ご飯物が続くとキツイ。だけど、食べるぐらいしか楽しみがない会議では、自然と弁当に手が伸びてしまうんですね、これが・・・。

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はーべすと 一皿目
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 夜はお酒を飲みながら栄養のバランスを考えたオードブルを食べている人や、ダイエットのために食事の質を制限している人、家に戻れば豪華なご馳走が用意されている人など、たぶんさまざまなでしょう。この寿司弁当が家族へのお土産になっている人もいるのではないかな。
 ご飯を固めてある押し寿司などは、2つで十分です。それ以上あると、上に載っている具だけ食べたりします。以前の会議で、非常に健康志向な女性の先生が巻き寿司の具だけほじくって食べているのを目撃して、似てるなぁと思いました。私もほじくってます(笑)。
 決してお米が体に悪いのではなく、バランスが体に悪いのです。そもそも小さなおにぎり一個ぐらいでいいんですよ。
 
 第2次男女共同参画基本計画では、「2020年までに指導的地位に占める女性割合が30%程度となることを目指し、各方面における取り組みを促進する。」と打ち出しました。
 会議の弁当も、スリムでヘルシー志向の女性好みに変わらなきゃ!


科研の申請書完成しました!

 10月25日
 ご飯を食べても科研。
 お風呂に入っても科研。
 会議中も科研・・・。
 ずっと科学研究費補助金の申請のことが頭から離れなかったこの10日間。今朝日本学術振興会に電子申請しました。
 ちょっと一杯やりたい気分です! 
 申請を出さなければ通常の研究費を減額されるというペナルティがあり、出していない先生のリストを教授会で配布していた以前の大学(富山大学)と違って、今の京都女子大は出さない先生も多く、特に発達教育学部は出さない人が大多数なんですが、出すことさえしないのは、研究者としては失格だと思いますよ。研究をするためには、お金が要りますもん!
 奥忍さん(岡山大学教授)は、理科系のようになかなかスイスイとは受からない音楽分野の人たちに対して、「科研申請のしおり」を作っています。本当に素晴らしい人です。私は・・・受かるコツはやっぱり秘密にしておきたい。。。
 平成11年度に初めて応募して以来、5戦4勝の私。果たして、6戦5勝になるか、6戦4勝で終わるか。審査結果が発表される4月中旬です。

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いつの間にか日が短くなりました

10月23日
 火曜日は5時間目に授業があります。
 後期の総合教育科目「子どもと音楽」。この授業はいつも、メリルストリープ主演の「ミュージック・オブ・ハート」で始めることにしています。この映画を見るたびに、私も、早稲田の小さな音楽教室を心を込めてやっていこうと思います。

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 授業が終わると18時。
 京都タワーが暗闇に浮かんでいました。
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秋の夜長、科研申請と格闘中

 10月18日
 秋は行事が山盛り!!!
 http://www.ongakukyouiku.com/news.html
 そのうえ、5日前から平成20年度分の科研費申請書を書き始めました。
 http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
 申請書は全部で15枚。「研究目的」2枚をちゃんと書くことができれば、後は比較的オートメーションなんですが、その2枚、たった2000字を書くのが大変です。
 月曜日と火曜日は、ノルマを片付けて、申請書作りに取り掛かかれたのが深夜1時頃。4時過ぎまで頑張りましたが、考えれば考えるほどまとまらない。
 昨晩は悪戦苦闘の末、寝ようとしたら鍵がない!朦朧として鍵をゴミ箱に捨てていたんです。夜が明けてしまいました。
 きょうの午後は続きをスターバックスでやろうとノートパソコンを持って出かけたら、USBスティックがない!家に置いてきてしまいました。
 夜、新幹線のなかでモニターを凝視し続けたら、酔ってしまいました。そして、ついに不眠症再発!!

 科研の申請は、私にとって中国産の食べ物より体に悪いです。
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平成11・12年度 科学研究費助成金・基盤研究C-2「パソコン・ネットワークによる音楽活動支援システムの構築」

平成13・14年度 科学研究費助成金・基盤研究C-2「ウェブサイト『音楽室』環境の確立と教育効果の実証」

平成15・16年度 科学研究費助成金・基盤研究C-2「ウェブサイト音楽教育情報の有効活用に関する研究」

平成18・19年度 科学研究費助成金・基盤研究C-2「教員・保育者養成のためのピアノ実技e-ラーニングコースの設計と開発」


路上生活児からノーベル賞学者へ

 10月11日
 路上生活児からノーベル賞学者へ=カペッキ博士の波乱人生-米

 4歳からの数年間、カペッキ博士が物ごいや盗みから何を学んだのかと、9歳で初めて学校に行ってからハーバード大で博士号を取るまでを知りたいですね。現在生活苦に陥っているシングルマザーたちにも勇気を与える話です。

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路上生活児からノーベル賞学者へ=カペッキ博士の波乱人生-米
10月11日17時1分配信 時事通信
【シリコンバレー11日時事】ストリートチルドレンからノーベル賞学者へ-。ノーベル医学・生理学賞の受賞が8日に決まったばかりの米ユタ大のマリオ・カペッキ博士(70)=米国籍=の波瀾(はらん)万丈の経歴に全米の注目が集まっている。
 報道によると、博士はイタリア生まれ。第二次大戦中の3歳の時、詩人だった母親は、反ファシスト運動に参加したとして秘密警察に連行され、強制収容所へ送られた。母親は未婚で、マリオ少年は農家に預けられたものの、程なく農家の困窮した生活から脱出、4歳半で「路上に飛び出した」という。物ごいや盗みを働き、必死に生き抜いた。
 転機は9歳の時。栄養失調で運び込まれた病院に、終戦で収容所から生還した母親が迎えに現れた。母子は親族の招きで渡米。マリオ少年が生まれて初めて登校したのは米国に到着した翌日だった。
 名門ハーバード大で博士号を取得したカペッキ博士はその後、特定の遺伝子の機能を失わせた「ノックアウトマウス」を作ることに成功。病気の原因解明などに幅広く貢献する技術を確立し、今回の受賞につながった。
 博士と旧知の教授は米紙に、博士は実現困難と批判されても、「重要課題を追究する強靱(きょうじん)な意志を持っていた」と語った。「不可能なことは何もない」が博士の信条という。
最終更新:10月11日18時15分


女子大の「お買い得度」

 10月4日
 2007年9月24日発売のPRESIDENT(プレジデント)に“「全国・女子大学」狙うのならここだ”という記事が出ていました。
 私が教える京都女子大学は、お買い得度、-3.6。フェリス女学院大学の6.2、神戸女学院大の5.2、跡見学園女子大の9.4などと比べて、何で?という低さです。
 「お買い得度」というのは、大学の入学難易度(入学偏差値)とその大学の卒業生の平均年収(年収偏差値)で決まり、入学難易度が低くて、卒業生の年収が高ければ、つまり、入るときにバカでも出たら稼げると、“お買い得”となるみたいです。その結果、年収が第1位の津田塾大学は、入学偏差値も60でトップなので、お買い得度は-0.6。入学偏差値が高いばっかりに、“お買い得”ではないとなる。
 さらによく見ると、この調査には弱点があります。「本誌では今春就職した全国390大学6万3432人の就職先を調査したデータをもとに、それぞれ就職先の平均年収と年収偏差値を算出して・・」と書いてあるように、入社何年目の年収を比較しているわけではないのです。さらに、「(注)大学によって算定人数に偏りがあるため、極端な数値結果が出ている場合があります」、とご丁寧に但し書きまでしてあります。
 1人暮らしの場合、年収750万で東京で暮らすのと、650万で九州で暮らすのでは、どちらが経済的に余裕があるかわからないですよね。
 平均年収の高い会社でも経営は不安定、解雇が日常茶飯事という所だってあるでしょう。
 よく見れば見るほど意味のない調査ですが、今、老人ホームや病院など、あらゆるサービスがこういうマスコミが流すデータによって格付けされ、それを読んだ人はそのデータに振り回されていると思います。 

 京都女子大の入学偏差値って、津田塾大の次で全国第2位。日本女子大、東京女子大より上なんですね・・。
 だったら、もっと難しい課題やレポートにしようかしら。データに振り回されていますか、私・・・。

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PRESIDENT(プレジデント)、2007年10月15日号、p.75より転載


老眼、やばい!

 9月24日
 19日から後期の授業が始まりました。
 きょうはハッピーマンデーだというのに授業がありました。月曜日開講の授業だけが休講ばかりになってしまうので、ハッピーマンデーに授業をする大学が増えているんです。国民の祝日なのにね・・ため息。
 
 月曜日の4時間目は、2年前から非常勤講師で来てもらっている作曲家、岡田加津子さんとのコラボの授業です。
 
 私が東京藝大の大学院生だったとき、岡田さんは音楽教育研究室の助手をしていました。今も昔と変わらず才色兼備な女性で、昔よりもスレンダーです。
 「あの頃、深見さんはまだ20代だった?」「いえいえ、私が大学院に入ったのは31歳。もうかれこれ20年近く前ね・・」
 この会話を聞いていた学生たちは2年生だから、だいたい20歳。あの頃、生まれたんですね。
 出席簿を見て、「出席番号1番の赤堀さんから、出席番号56番の丹下さんまで」と言ったら、学生たちがクスクス笑うのです。赤畑さんなのに赤堀さんと、丹治さんなのに丹下さんと読み間違えていました。
 ここ数年、細かな字が読みにくくなり、よく読み違えるようになりました。20年あっという間だったけれど、体は徐々に老いてきました。イヤだな・・。


フロアには音楽関係者が1人もいない学会発表

 9月22日
 早稲田大学人間科学部(所沢キャンパス)で開かれた日本教育工学会第23回全国大会(授業設計・実践(2))での口頭発表をしました。私にとって2007年秋・冬のイベントの第一弾。平成19年度科学研究費補助金基盤(C)研究「教員・保育者養成のためのピアノ実技e-ラーニングコースの設計と開発」(課題番号18500742、研究代表者 深見友紀子)の成果発表です。

 当日のプレゼンテーションhttp://www.ongakukyouiku.com/kyotowu/recent/edeng2007/23th_fukami.ppt

 日本教育工学会で発表するのはこれで4回目。この学会では音楽教育関連の発表は皆無に近く、オリンピックにただ一人選手を送り込んだ新興国のようで全然目立たないですけど、音楽教育や保育、ピアノ教育の集まりなどと発想が違うから私にとっては面白いです。
 ピアノの先生たちが集まるとピアノの話ばかりだし、保育も音楽教育もしかりですが、ここでは、eラーニングによって匠の技術をどのように学べるかという視点からピアノの演奏技術を見ることができるし、自己評価、ポートフォリオ、ブレンデッドラーニングなどといったさまざまな視点から音楽指導を考えることができるんです。私がピアノ教師らしくない、児童学科の教授らしくないといわれるのは、たぶんそうした志向のせいだと思います。どっぷり主流の世界に浸かっている人たちとは違う景色を私は1人寂しく見ています(笑)。

 研究協力者の中平勝子さん(長岡技大助教)が、学会長の赤堀 侃司さんが最前列で私の発表を聞いてくれたことや、鈴木克明さんがフロアにいたこと、中原淳さんが途中から入ってきたことなどに興奮していました。
 赤堀さんしか知らなかった私は、帰宅してからこれらの方々のサイトを見て、自分の知識の乏しさを実感して惨めになりました。
 もっともっと勉強する時間が欲しい!!


投資信託と学資保険

 9月21日
 最近、三菱東京UFJ銀行で、投資信託を元金1000万円分解約しました。
 「投信バブルは崩壊する! 」といったような本を幾つか読んだことがきっかけで、大手銀行に高い手数料を取られずに済む方法を勉強したんです。
 でも、解約した一番の原因は、投資信託担当の女性があまりにも頼りなかったからです。
 以前銀行の窓口にいたオバサン風や結婚までの腰掛風のお姉さんではなく、彼女らは一見、キャリアウーマン風。グレーのパンツスーツを身に纏い、首から赤いヒモでIDカードをぶらさげています。この人たちのことをファイナルシャル・コンサルタントとかいうらしく、マニュアル通りのシミュレーションをし、表立たない程度に不安を煽り、リスクの話をし、「資産運用」について説明します。
 全員がそうだとは決して言いませんが、マニュアルどおりやっているときにはボロがでないけれど、ちょっとフェイントをかけると、ボロボロになる人が多いです。
 私の担当の女性も、たった今計算した「解約した際の戻り金」が信託財産留保金を引いたものか、引いていないものか即答できなかったし、信託財産留保金の額すら間違えていたんです。
 電話では言った言わないといったトラブルになるので、メールで回答を要求すると、こういう人たちは、責任を取りたくないからメールでは答えないです。「メールだと間違って他の方に送ってしまうこともありますし・・・」とマニュアルどおりに言います。メールが危険なら郵便も危険ですよ。何度となく我が家のポストに隣人の銀行との取引を書いたシール付きのはがきが入っています。 
 老人が銀行や郵便局の言われるままに投資信託を始めているらしいですが、向こうが、しかもしつこく持ち込んでくる話って、我々にとってではなく、向こうにとっていい話ですよね。少なくともこれまで郵便局の定額貯金や一時払い養老保険などでお金を増やしていた人たちのやるものではないです。

 元金1000万円は、手数料や税金などを一杯とられて、結局2年間で1115万円ぐらいになりました。利益は大学の初年度納付金ぐらい。投資のプロからすれば低いパフォーマンスなんだろうなぁ。娘のためにとっておくことにします。
 娘が生まれたときに加入した学資保険の18歳お祝い金100万円も来年2月に出ることを思い出しました。最高裁・パートナー婚訴訟で、養育を放棄したということになっている私ですが、妊娠、出産し、収入が不安定だった大学院生の頃から毎年保険料を払ってきました。80年代の子ども保険は、加入者にとってはお得な保険だったのですよ。ということは、保険会社にとっては頭の痛い保険なんですよね。


似たもの同士

 9月20日
 今月1日、パートナーのSさんと出会って6年が経ちました。
 でも、2人ともこの日をすっかり忘れていて、気がついたのは2日の夜・・・。
 最近、ある女子学生から、深見先生とSさんは顔が似ていると言われました。
 「いつも一緒にいると似てくるっていうじゃないですか」
 そういえば、似ている感じがしてきました。
 一番似ているのが、51歳と50歳の我々、“おじさん”を通り越して一挙に“おじいさん”に、“おばさん”を通り越して一挙に“おばあさん”になりそうなこと。今まだシルエットだけは若いというのも共通点です。

 暗い写真だと若者にみえる・・・。
http://community-thinktank.blogspot.com/

 同じ服を着ていたら、目を凝らさないと“おばさん”を見つけ出せない?!
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 似たもの同士です。