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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

声がれ続く・・・

 6月24日
 6月4週目の週末は、第127回関西楽理研究会(京都女子大学)での研究発表を依頼されたので京都にいました。
 発表が終わったらすぐに帰るつもりだったのに、岡山大学の奥忍さんや京都教育大の田中多佳子さんたちと京都駅前にご飯を食べに行くことに。

 奥さんは岡山⇔京都、田中さんは京都⇔東京の、単身赴任。
 奥さんのダンナさんは数ヶ月前に突然亡くなられたのですが・・。
 奥さんのダンナさん??? 奥さんのダンナさんは、名誉教授&大学生でした。
 「昼ごはん、食べに行く時間がないのよ」と奥さん。研究室に炊飯器があるそうです。
 田中さんは、生協で売っている超割引夜行バスで東京と往復しているらしいです。聞くところによると金券屋もぶっ飛ぶ安さ!インド音楽研究で博士号をもつ彼女の、インドで2度ほど命の危険にさらされた話も興味深かったです。
 2人が入っている「単身赴任の会」に私も入れてもらいました。私とパートナーのSさんは両方とも単身赴任の“遊牧民”カップルだけど。

 エネルギーがあって面白い人たちとの時間はあっという間に過ぎ、喋りすぎて声がガラガラ。

 奥さんは、この日私が着ていた菖蒲柄、浴衣地(黒)のアオザイを大変気に入り、翌日岡山に戻る前に、早速四条通西洞院の着物屋さんに行き、アオザイだけではなく、下駄と小物入れも買ったと連絡がありました。その行動の早さには脱帽です。みんながステキと言ってくれるので、私ももう一着、白地にピンクと橙色の花模様のアオザイを買い、それぞれのアオザイにぴったりのピアスを作ってもらいに河原町三条まで行きました。
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 四君子 http://www.kyonokimonoya.co.jp/
 MOMON http://www.kurochiku.co.jp/momon/index.html
 
 6月26日
 Sさんと一緒に大阪に行きました。
 東京の自宅の外壁を金網で覆うという改装計画の打ち合わせ、京都女子大大学院生の中野さん宅訪問、Sさんの友人Yさんとの会食。
 Sさんと小学校・中学校以来の友人であるYさんは、最高裁・パートナー婚解消訴訟の原告である私と眼の前にいる私のイメージがかなり違うので、戸惑っているみたいでした。
 簡単に言えば「最高裁裁判の原告である大学教授」には見えないということなのでしょう。
 それにしては明るい、それにしてはまったくコワそうではない、それにしては・・・。それにしては・・・。
 世間の人々が思うような“暗くて恐い”女性だったら、告訴はできてもこの事件の元になる情愛は作り出せないはずです。
 
 喋りすぎて声はさらにガラガラ。

 6月28日
 朝起きると声が出ない! 1時間目はひどい声でした。2時間目ぐらいから何とか出てきました。3時間目、学科会議、ゼミわけのオリエンテーション、組合の会議、ドラムのレッスン。
 
 喋らなくてはならず、声はいよいよガラガラです。


体年齢、マイナス15歳!

6月17日
 昨日、烏丸のカイロプラクティックセンターに行きました。
 問診表に記入を済ませて受付に出すと、受付の若い女性から「京女の深見先生ではないですか! 私、先生の般教(パンキョウ、一般教養)受けてました。」と言われました。京都は狭い町。至るところに京女生がいます。
 
 そこで初めて体組織を計測。体重 48.3kg 体脂肪 18.8% 体年齢 34歳 骨格筋率 30.8% 内脂肪2
 実際の年齢よりも15歳も若い。やりました!!
 35歳11ヶ月のとき、双子の出産で腹囲が120cmにもなり、私の体はズタズタになりました。あれから、13年以上が経ち、運動らしい運動はせずにこの数字!ジムなどに通うよりも、負けるものかという気持ちと、キャリーを引きずっての二重生活のほうがよほど効果的があるみたいです。
 ところで、この体組織計って、本当に正確なんでしょうか。


万年同居は軋轢と磨耗の原因

 6月16日
 昨夜の「オーラの泉」で、江原啓之さんが、「次々に電球が切れたりするときは、疲れていたり、時間的に余裕がないときだ」と言っていました。最近、東京の自宅、京都のマンションの電球が次々に切れています。注意しなければ!
 9日金曜日、大阪の幼稚園を2つ訪問。烏丸の着物屋に着物を取りに行き、新幹線に乗り込みました。
 10日土曜日、朝10時過ぎから夜9時までレッスン。その後パートナーのSさんと早稲田のネパール料理店「キッチン オールドバザール」に行きました。ここはお奨めです。
 11日日曜日、ピアノパーティ2006(東京・神楽坂、セッションハウス)を開催。新しく作った夏の着物を着ました。
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 京都に戻ってきて、京都の幼稚園を2つ訪問。10コマの授業。一昨日は、大学を訪れた野村誠さんと4時間も喋って、昨日も、私のゼミを希望する学生と2時間以上も話し、喋りすぎて声が枯れてきました。
 
 きょうは久しぶりのオフ。これ以上喋ると脳の血管が切れそうなので、一日中1人でいて、夜東京に向かい、2週間前と同じようにSさんと東京駅で待ち合わせる予定です。もしきょうSさんが京都にいたら、喋り疲れている私は、彼に対してブスッとしていることでしょう。
 別居生活は、自分の精神状態を良くするばかりではなく、相手への思いやりにつながります。少なくとも対等に働く男女にとって、万年同居は軋轢と磨耗の原因です!!

 Date: Fri, 2 Jun 2006 20:07:26 +0900
 To: fukami-××@ezweb.ne.jp
 Subject: Re:京都(20:15)→のぞみ156号→東京(22:36)

 ひかりが混んでいるみたいなのでコダマ2225着に乗った。東京駅で待ってる。


新しい種をたくさん蒔いた日曜日

 5月23日
 21日の日曜日、この春東京芸大の大学院を出た赤羽美希さんと日大芸術学部在学中の正木恵子さん企画の「即興演奏ワークショップ」を東京の自宅教室で開きました。私の教室でピアノを習っている子、いない子、初めて来る子、音楽経験も年齢もさまざま・・・。決まったテキストを使用して行う個人レッスンとは比べものにならない難しさを抱えていますが、これから一ヶ月に一回程度定期的に開催する予定です。
 私の家は、事務所兼応接間の1階と螺旋階段でつながる地下1階の教室、居間の2階、書庫・クローゼットの3階が別々。赤羽さんたちは1階の鍵だけを持っていて、私がいてもいなくても教室が空いていれば使うことができます。階段が外にあることや、鍵が多いのは面倒くさいけれど、私も私生活と仕事を完全に分けることができます。
 ワークショップの後、子どもたちはワイワイ言いながらお菓子を食べて解散。次にe-Learningのための機械を販売する会社のYさんが打ち合わせのため来訪。その後、ダンサーの矢作聡子さんと池田恵巳さんが打ち合わせのため来訪。

 新しい種をたくさん蒔きました。

 22日月曜日、夜京都に戻るとパートナーのSさんがカレーを作って待っていてくれました。私たちはカレーが好きなんです。8日ぶりの再会。
 以前からよく知っていたにもかかわらず、私が推薦したせいなのか、彼も週末にフンデルトヴァッサーの展覧会(京都国立近代美術館、21日まで)に行ってきたようで、建築写真・画集が置いてありました。
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 この画集は彼が買ったので“彼のもの”。私は自分が買ったものよりも丁寧に扱います。自分で買った雑誌なんか、お風呂で読んでぶよぶよにするのに。多くの人たちは別経済カップルを他人同然だといいますが、私は意外に“愛に溢れた関係”だと思っています。

 少子化の話題をひとつ。
 次の動画、本当に怖いです! 
 
 http://www.nhk.or.jp/korekara/nk02_jinko/top_content.html


ドラム譜、東京に置いてきてしまった

 5月18日
 木曜日は授業が午後からなので、今朝は11時まで寝ました。3晩続けて睡眠時間が4時間ほどだったので、身体がホッとしました。
 授業に加えて、15日に幼稚園教員養成大学と京都市私立幼稚園協会との交流懇談会が京都市内のホテルであったのと、27日土曜日の京都やんちゃフェスタの準備が佳境に入っているのと、迷った挙句に応募しようと決めた「あること」の締切も重なったために、今週はオーバーワーク。睡眠不足→目の周りの乾燥→思考力・注意力の低下の悪循環です。

 ドラムのK先生に借りたドラム譜の冊子とそのコピーがない!

 15日の未明に東京の自宅でコピーし、コピー機の横に置いたまま京都に来てしまったのです。東京→京都、京都→東京の生活のなかで「あっ、忘れた」は大きなロスになるので神経がすり減るほど注意しているにもかかわらず・・・。

「水曜日の夜にレッスンなのに。先生に楽譜も返さなければならないのに。」

Date: Mon, 15 May 2006 23:16:08 +0900
Subject: 送ってください。
速達で送ってほしいです。水曜日は朝早く家を出るため、 〒605-8501 京都市東山区今熊野北日吉町35  京都女子大学 音楽棟 深見友紀子に送っください。切手はあるものを使ってください。今週は大変だけど力を振り絞ってレッスンに行きたいです。お願いします。
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 パートナーのSさんが東京にいてくれてよかったです。二人とも二重生活をしていると何かにつけてギリギリの状態であることが多く、ますます“同盟”って感じになってきました。でも、私たちは切手さえも共有していません。あくまでも私がストックしている“私の切手”であって、彼は保管してある場所を知っているだけ。
 封筒は“彼の封筒”。それに郵便局まで行ってくれたので、私は彼が好きなイカ焼きを買って京都の冷凍庫に入れておきました。明日、私は東京へ、Sさんは京都に。今週末はすれ違いです。


東京芸大名物、バタ丼

 4月23日
 今週末、東京でのピアノ・レッスンは若いN、E先生に任せて、京都にいます。パートナーのSさんは今週末は東京、来週末は私が東京、彼が京都なので、4月18日の早朝に私が東京の自宅を出てから(4月20日のノートブック参照)おそらく4月30日の夜遅くまで、2週間も会えないという、この4年間で最長記録になりそうです。
 昨日は関西楽理研究会の例会が京都教育大であったので行ったところ、何年かぶりに、京都教育大で教えているインド音楽の研究家、田中多佳子さんに会いました。
 彼女と私は東京芸大の楽理科の先輩後輩。彼女が大学を修了したときに、私は学部を卒業しました。私は25歳で入学したから、彼女のほうがたぶん少し年下のはず。
 例会の後の食事会で、「深見さん、謝恩会のときに派手なドレスを着ていて、長い手袋をしていたような気がする。」と彼女。私はあまり憶えていない・・・。インドに留学していたことがある田中さんをはじめ、イラン、タイに行っていた人が隣や前のテーブルにいて、そうした地域の食べ物の話に花が咲きました。
 家に戻ると、ノートブックを読んで科研費採択を知った友人から「おめでとうメール」が届いたのですが、「深見さんと“閉店間際のデパートの安売り惣菜”がリンクしません。“エレガント”な深見さんはいつも“高級おフランス料理”というイメージです。」と書いてありました。
 またまたイメージ先行ですね(笑)。まぁ、“高級おフランス料理”で食べているのに、“めし屋”で食べているようにしか見えないよりは格段にいいですけど。

 イメージと実際について・・。
 東京芸大の「大浦食堂」にバタ丼というメニューがあります。
 作り方をみるとわかりますが、一人前150円ほどです。これを食べて、派手なドレスに着替えてピアノを弾くと、“高級おフランス料理”を食べて出てきたかのように見えますよ。

バタ丼の作り方
http://www.marusanai.co.jp/shinohara-foodcourt/recipe/0409-3.html

 私が最高裁・裁判相手と親しくなったのは、21年前、このバタ丼を作ってくれたのがきっかけでした。彼は昭和55年大学院入学だったので、バタ焼きとご飯がセパレートしていたのですが、私が学部に入学した57年に、丼としてドッキングしたようなのです。料理をしない私でさえ作るこのメニュー。もやしははじめから切れているので楽ですよ(笑)。

 二週間も会えないので、Sさんとはパソコン同士の無料電話、skypeで話をしました。私が大学生の頃、東京と関西の電話代ってすごく高かった・・・・。
 テクノロジーの進展は人に幸せをもたらします。
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悩んでいる暇もない二日間

 4月18日
 6時30分起床
 6時50分、東京の自宅を出る。
 東京駅のドトールコーヒーでロイヤルミルクティーのMサイズを買い、JR東海エクスプレスのポイントを使って、7時33分発ののぞみグリーン車に乗る。
 9時53分京都着
 10時01分、京都女子大行きのプリンセスラインバスに乗る。
 研究室に直行して、ノートパソコンにパワーポイントのデータを入れる。
 10時35分~12時05分、ノートパソコンを持って2時間目
 研究室に戻ると、ゼミ生が弁当を買ってきてくれている。ご飯を食べながら卒論のミーティング。
 13時~14時30分、ゼミ。
 14時45分~18時、5人ずつ4グループに分けて、20人の学生にピアノ・弾き歌いのレッスン。
 18時~ 後片付けして、東山七条からバスに乗り、四条京阪下車、キャリーを自宅マンションに置いた後、閉店間際の四条高倉の大丸地下食料品売り場に。ほぼ半額で食糧を調達。
 20時~21時、1年4ヶ月前から通っている頭皮ケア。
 自宅に戻って、荷物の整理、授業の準備、メールの送受信・・・・・・
 2時55分就寝。

 4月19日
 7時25分起床。
 8時50分~10時20分、1時間目
 10時30分~11時50分、卒論のミーティング。
 A食堂で昼食の後、ダンス同好会のパフォーマンスを観る。
 13時~14時30分、3時間目
 15時~16時30分、児童学科会議
 16時30分~17時55分、将来構想会議
 18時~19時、三学科連絡会議
 19時~ 後片付けをして、T先生の車に乗せてもらって河原町三条へ。
 20時~20時50分、ドラムのレッスンを受ける。
 ダイソーで実習に使うクレヨンを10セット買い、食糧を調達して帰宅。授業の準備、メールの送受信。冬のセーターを全部洗濯。
 もう3時をまわった。

 専業のアーティストや研究者のように、四六時中突っ込んでひとつの物事に取り組む才能がない私は、一週間のうちに、悩んでいる暇もない分刻みの日々が何日かあることによって、残りの日々はひとつの物事に没頭する意欲が沸いてくる。大学の先生でよかったなぁと思います。


さまざまな100万円

2006年4月1日
 このノートブックを始めて1年が過ぎました。
 最高裁・パートナー婚訴訟に直接的あるいは間接的に関係するより広範な話題を書いてきたノートブック。今年度はもう少しラフに書くことにします。

 3月末にN証券のインド株を売却!(3月20日のノートブックを参照)。
 手数料込み、100万円で買ったものが、14ヶ月後に195万円に。もっと持っていればさらに3倍、4倍となるかもしれないけれど、私は7合目で十分。頂上を極めるチャンスは、高く買った人に譲ることにしました。

「ジェンダー・フリーおばさん、恥をさらしたうえに、賠償金もとれずに哀れ」と“2ちゃんねらー”達に言われて、その2ヶ月後に買ったインド株。
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最高裁・パートナー婚解消訴訟で勝っていたら受け取っていた賠償金とほぼ同額の利益が出ました。

 100万は100万でもさまざま。私にとっては人に教え、人と人を結び、喜んでもらって得る100万円のほうがずっとずっとうれしいので、今回のあぶく銭のことは忘れることにします。もちろん、裁判で主張したかったことは決して忘れませんけど・・。


勉強し続ける素敵な65歳

 昨日は、友人の生明(あざみ)俊雄さんが京都に来たので、パートナーのSさんと3人で先斗町の料亭「魯ビン」に行きました。春だというのに昨日の京都の気温は4度。夜には雪が舞い、信じられないぐらい寒かったけれど、春野菜や焼き魚、湯葉料理、おもしろいご飯物などで暖まりました。

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 生明さんはビクターエンタテインメントを定年退職後、東大の修士課程に社会人入学して修士号を取得し、修士論文を勁草書房から「ポピュラー音楽は誰が作るのか―音楽産業の政治学」として出版。2年前から広島経済大学の教授をしています。

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 ほとんどの人が私に「二重生活は大変ですね」と言うのに、生明さんは「京都は近くていいですね」と言います。人と物差しが違う・・・。65歳になったので、「大人の休日倶楽部ジパング」に入ることができ、新幹線代は30%オフになったらしいです。
 
 定年退職者で、大学教授で博士課程の学生。
「年金もらえるんですか。」「学割も使えるのですか。」と聞いてみたくなります(聞いてみました!)。ショパンの名曲を弾きこなし、私の教室のピアノ発表会にも2年連続で出演。来る6月11日の2006ピアノパーティにも出演予定です。
 おまけにハンサム、実際の年齢より10歳程度は若く見える。

 生明さんから学んだこと、たくさんあります。
・決して威張らない。修士時代、東工大で開かれたゼミで、若い学生からいろいろと指摘されてもあくまでも謙虚でした。指導教授も当然年下という状況でさわやかにやっていける性格。
・移動はすべて電車。本を読んだり、授業の準備をするため、車は使わない。
・体を労わり、健康に細心の注意を払っていること。
 
 私も体を労わるために、最近JR東海エクスプレスのポイントをためて、グリーン車で移動することにしました。田七人参とデトックスも始めました。
 京都女子大の栄養バランスの良い定食と、Sさんの手料理で、明日からの東京・京都3年目も元気で頑張りたいと思っています。どちらも働いているのに、料理はダンナさんが担当というのは不公平だと思う人、おそらく多いでしょう。物差しが違うのです。


Date: Fri, 31 Mar 2006 19:53:41 +0900
To: fukami××@ezweb.ne.jp
Subject: 帰りに頼む

帰りにクリームシチューのもとを買ってきてくれませんか。


インド株暴騰!

 半年に一度ぐらいマネーの運用を見直すことにしているので、先週の金曜日、京都からの帰り道、東京駅からMTUFJ新宿通支店に直行しました。

 そこでたまたま、私が昨年の1月にN証券で始めたインド株投資信託が1.5倍ぐらいになっているらしいということを知りました。200万円ぐらいは冒険してもいいかなと思って、N証券の誘いに乗った私。「申し込み多数により、100万だけになってしまいますが・・。」と担当者から電話がかかってきて、元金を振込んだ時からたった1年ちょっと。
 きょう、N証券に電話をしたら、きょう現在、ナント2.0倍。バブルの頃、社会に出たばかりで何の恩恵も受けなかった私にとってこんなことは初めて。びっくりです。

 ほとんどの人は、もっと値上がりすると期待するでしょうが、私は100万で十分。そろそろ利益を確定するつもりです。100万円あれば平均2000円の本が500冊買える・・・。 
 もし、インド株で運用していれば、昨日やっと出来上がった、山本文茂先生芸大退官記念の科学研究費補助金「日本の音楽教育学の再構築に関する基礎的研究」の冊子も、2倍の冊数刷れたし、もっと豪華な装丁にできたのにと思いました。もちろん“危ない選択”だし、助成金を賭博に使うようなものだし、してはいけないのはわかってるけれど。
 
 MTUFJ新宿通支店では、静脈認証のICキャッシュカードをゴールドから普通のものに切り替えました。1年間だけ年会費が無料だったので作ったこのゴールドカードのおかげで、昨秋海外でパソコンが壊れたときも保険金がおりましたが、高い年会費を払ってまでゴールドカードなど持つ必要はない、です。
 「パートナーさんは、どうなさいますか」とMTUFJ銀行の担当者の中年女性。自宅にいたSさんに連絡しましたが、印鑑を京都のマンションに置いてきてしまって、この日カードの切り替え手続きができませんでした。
 私とSさんは銀行に届けている住所は一緒だけど、姓も違うし、子どもの数も違う。「ご主人」「お友達」「彼」「同居されている方」「連れ合い」など、いろいろと浮かんだであろう挙句の・・・・
 「パートナーさん」
 なかなかおもしろかったです。