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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

石の上にも3年

 12月21日
 きょうで年内の大学の仕事が終わりました。
 秋以降私が行ったコンサートは、11月14日水曜日の「あいのてさん」のライヴだけでした。このままでは自分が枯れていく・・・・。

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 ちょうどコンサートの2日前、同じ学科の准教授が急に他大学に移ることになり、その後任人事に関してさまざまな雑務をしなければならなくなったのです。まぁ、雑務はそれだけはなく、他にも山盛りあるんですけど・・。
 ライヴがあった水曜日、教授会でこの先生の教授昇格の投票が行われるところでした。私を含めた4人のメンバーが、この方の業績を資格審査をしました。専門外の私は学科主任なのでメンバーに入っているだけでしたが、後の3人の先生はいろいろとこの方から提出された資料を読んで時間を費やし、報告書を作ったのです。その報告書を教授会が承認をするかしないを決める2日前の・・・
 「他大学に移ります!!」。
 人材流動の時代ですから、移動するのは人の自由ですけど、結局、この准教授からその後「ご迷惑をおかけしてすみません」の一言もありませんでした。この方は、家庭裁判所の仕事を長い間してきた方で、苦境に陥っている多くの人たちだけを見てきているはずなんですけどね。
 こういう事を書くと、世間では誹謗中傷したということになるらしいですが、これは正しい批判です。。
 結局、この先生は2年しかうちの大学にいませんでした。ポストと業績のミスマッチがあり、この先生にとっても困惑した2年間だったかもしれません。“石の上にも3年”なのに・・・。さまざまな思惑が交錯しがちな大学人事。私には所詮人事=ヒトゴトです。