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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

留守はセコムにお任せします

 昨日、財団法人ヤマハ音楽振興会、音楽研究所主催のシンポジウム「音楽と人とテクノロジー」に参加するため、日帰りで東京へ。有楽町の東京国際フォーラムでのシンポジウムの後、神保町の歯科医S先生の治療を受けて、結局早稲田の自宅には寄らずにそのまま京都に戻ってきました。
 最近京都にいる時間が長くなり、どちらかというと「京都に戻る」という感覚になっていますが、東京にいるのに我が家に寄らなかった・・・これは初めてです。今回は、我が家一階の水道パイプからの水漏れという、とても気になることがあったのにもかかわらず。

 前々日、私の代わりにレッスンしてくれたEさんが水漏れに気づきました。
 前日、レッスンに来たAさんから、「水が床に広がるとコンピュータが危ないかも」と電話があったので、私は「水曜日の夜、Sさんが自宅に戻るので、それまでの間何度か入って点検してもらえませんか」とセコムに頼み、対応してもらいました。
 一般的には、セコム=防犯というイメージでしょう。でも、私にとって一番ありがたいのは、細かな対応をしてもらえることです。台風の後、雨水を貯める地下の水槽の水位を見てもらったこともあるし、エアコンのつけっぱなしが気になったときにも入って確認してもらいました。
 昔なら、万一に備えて隣の家の人にカギを渡しておいたりしたのでしょう。そうした状態をユートピアだとする人たちは、地域の力がなくなったと嘆くのでしょうが、新たな地域の力が生まれていると捉えることはできないでしょうか。素人のもたれ合いではなく、地域にさまざまなプロフェッショナルがいる・・いいことだと思います。

 さっき、昨日の朝まで一緒に京都にいたパートナーのSさんからメールがありました。
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少し調整したら、水漏れなくなった。断水で配管の中が乾燥して隙間ができたのかな?
これから長い間空けるときは下の蛇口を閉めて出たほうがいいと思う。
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 パートナーが建築家でよかったです。
 留守はセコムとSさんに任せて、私は明後日の講座「音楽であそぼう」(京都伏見区・藤森神社)の準備です。