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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

新しい年度はサイトの更新とともにスタート

4月2日
 3月31日で京都女子大の児童学科主任の任期が終わりました。
 1つの大学のたった1つの学科の長としての1年でしたが、この立場を通じて私立大学の在り方や大学の運営の仕方、教員公募の手続きなどについて学びました。振り返ってみるとなかなかいい1年でした。この年度の替わりを機に、出し損なっていた年賀状の返事を書きました。
 新しい気持ちで4月1日を迎え、まず最高裁・パートナー婚解消訴訟のページのリニューアルを開始。今週末までに新しいページの“基礎工事”を完成させ、その後、新しい資料、新しいコラムなどを加えていきたいと思っています。

 先月交通事故に遭ったタレントの大東めぐみさんが、「マスコミの報道について「私の言い分」として紹介されている箇所が何度かあったが、私は事故から、ここまで、事故のことは一切誰とも「話していない」 同じマスコミにいる人間として私の言い分って、「誰の言葉」なんだろうかと、それにもとても傷ついた」と複雑な思いも明かしていましたが、私がこの最高裁・パートナー婚解消訴訟のページを作ったのは、似たような複雑な気持ちからでした。 

 事実の断片を聞きかじったり、判決文を斜め読みしただけで、マスコミにコメントする法律関係者、匿名でネットに書き込む人たち、判決文を読んだだけでフィールドワークもせずに法律専門誌に綴る法律関係者たち、研究会を開いて、一度も見たこともない子どもの発達心理学上の問題点を論じ合う人たち(2005年7月21日(木)東北大学法学部棟2階 大会議室 16:05~17:30「婚姻外の男女関係の解消と民法の保護」)に対して、「いい加減にせんかい」という気持ちを持っています。

 音楽教育を専門とする私が、法律家たちの論説に対してコメントをするのは自身の専門分野での論文を書くことよりずっと骨の折れる作業ですけど、私にとっては脳トレです。


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