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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

「家庭」ではなく、「男女関係」

 11月4日金曜日は京都女子大の文化祭第一日目。学生生活委員の仕事で大学に行った後、11日ぶりに東京に戻ってきました。


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 10月末締切のさまざまなものを片付けてホッとしたばかりなのに、発達教育学部紀要の締切( 9日)が迫っています。先週は5週目でお休みだった週末のピアノのレッスンも今週はアリ。12月3日の帝国ホテルでのピアノパーティまで一ヶ月を切ったので、子どもたちも練習に熱が入ってきました。

 そんなわけで、一度延期した一般の人々の反応(2)のNo.5がまたまた後回しに。

 昨晩、テレビをつけると“辺見マリさん離婚”のニュースをしていて、相手の男性が、「マリさんは、家庭ではなく、男女関係を求めていたのに、応じてあげられなかった」といったようなニュアンスのことを話していました。

 「家庭」ではなくて「男女関係」というのが興味深かったです。というのは、最高裁・パートナー婚解消訴訟を理解できない人は、この二つを混同していると思っているからです。
 たとえば、最高裁・パートナー婚解消訴訟について、法律家4氏は自身の解説のタイトルに 「男女関係」を使っています。しかし、書かれた内容は、彼らそれぞれの家庭観や女性観、親子観、子ども観に基づいていますが、男女観はあまり感じられない・・・。法律家にも家族論の学者にも男女を語れる人がほとんどいないと思います。

http://www.partner-marriage.info/hannou_2.html

「婚姻外の男女関係の一方的解消による不法行為の成否」
「婚姻関係および婚姻外の男女関係の存続保護をめぐる二つの最高裁判決」
「婚姻外の男女関係(パートナーシップ関係)の一方的解消」
「婚姻外男女関係の一方的解消の不法行為責任の成否」

 「男女が一緒にいる煩わしさを考えると、1人でいる寂しさを耐えるほうがマシだわね」とコメンテーターのピーコさんが言っていましたが、もし、「子どもがいる煩わしさを考えると、1人でいる寂しさを耐えるほうがマシだわね」と言ったらまだまだヒンシュクをかうのではないかなと思いました。

 辺見さん55歳、相手の男性41歳。見た印象では、それほどの歳の開きは感じませんでした。この間「鈴木宗男と柴田恭兵が同い歳って信じられます?」と私のピアノの生徒のママが言っていたのを思い出しました!

 「人は平等に歳を重ねる」 本当かな?


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