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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

人生、いつからでも挽回できる!

 9月12日
 先月末、男女雇用均等法施行のほんの少し前に、年子で子どもを産んだだめに産休を取ることができず、小学校の音楽科教員をやむなく退職した五十代半ばの女性と知り合いました。この方は現在、中野区の自宅でピアノなどを教えたり、地域の合唱指導などをしたり、NPOの仕事をしている傍ら、今春から立教大学の大学院、21世紀社会デザイン研究科で学んでいます。次女は京都女子大の児童学科に在籍中。

 21世紀社会デザイン研究科→http://www.rikkyo.ne.jp/grp/sindaigakuin/sd/index.html
 「お母さんが先生にとても興味を持っているので、会ってくれませんか。」と言われて、自宅を訪ねました。
 この世代の女性で若いときからずっと働き続けている人たちはちょっとくたびれていたり、達観しているつもりなんだろうけど同じことばかり話したり、生き生きとしている人でも長年住み慣れた世界の流儀がぷんぷん匂っていたりするのですが、この方は飛び切り元気。自分の力を社会のなかで思う存分発揮したくてもできなかった時期を埋めたいという気持ちが切々と伝わってきました。

 「大学院の「21世紀社会デザインと家族」という科目のレポートで、深見さんの最高裁判決を取り上げたのですよ。」

 “臭いもの”、“危険なもの”には触れないようにする人が多いなか、なかなかナイスなミドル女性でした。“臭いもの”、“危険なもの”には触れないようにするのは良識があるからではなく、自分の考えに自信がないからといえるかもしれません。


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