記事一覧

 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

最高裁裁判の原告には似合わないピンクのイメージ

 昨日は卒業式と謝恩会でした。毎年、卒業生と自分との年齢差が大きくなり、今年は27歳です!
 花束やプレゼントや色紙、寄せ書きノートなどをもらいました。
 
 私を直接知らない人は、私のことをたぶん「恐い女」なんだろうと思うでしょう。男女に関する唯一の重要判例(平成16年度)だった「パートナー婚解消訴訟」の原告なのだから!
 でも、学生たちにとって私のイメージはピンク!フェミニストとはフェミニンと同義かもしれません。
ファイル 96-1.jpg

 ゼミ生のうち、この一年たくさん話をした1人が次のように書いてくれました。
 ------------------------------
 先生はとってもきれいで若々しくて
 でも、話し出すと止まらないマシンガンtalk
 王将にも1人で行くというその男らしさの一面
 エレクトーンを弾き出すと、先生自身が楽器かと思うほど
------------------------------
 その多くの面のうちのひとつに、男女の役割分担に抗議する私や(これは一般的に受け入れられつつあります)、「育児は女の役割」という前提を基本的には崩さず、仕事と育児の両方を頑張り続けるウーマンたちを賞賛する社会に異議を唱える私がいます。(これは現在まだ異端でしょう。) 
 たとえ今賞賛を浴びても、20年後に体がボロボロになったとき、この国は決して助けてはくれないと思います。

ファイル 96-2.jpg
前任者である作曲家、野村誠さんと、同僚である彫刻家、土田隆生先生