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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

全員、変わり者?

 私は自宅がある東京と、勤務校(京都女子大)がある京都との往復生活をしています。多くの方々が「大変でしょう。」と口を揃えて言います。ここ数日だけでも何人もの人に言われました。

 でも、前任校(富山大学)に勤めていた時期も含めて、こうした生活を10年もやっていると身体が慣れてきます。一週間に一往復するだけですから、毎日通勤1時間半の人よりラクだと思います。

 東京を始発の“のぞみ”に乗って出ると、一時間目の講義に間に合います。大学が京都駅から至近の距離にあるおかげです。
 反対に、最終の“のぞみ”で出ても、その日のうちに四条河原町のマンションまで徒歩でたどり着けます。

 また、京都駅前のバスターミナルを23時に出るレディーズドリーム京都号に乗れば、朝6時40分に東京駅に着き、大手町から地下鉄に乗れば12分で早稲田。駅前のシャノアールでモーニングを食べて自宅に戻ってもまだ7時台です。


 京都発、上りの東海道新幹線のダイヤです。山の手線並みでしょ。

ファイル 26-1.jpg 東京・京都間の2時間20分は、一仕事にも一眠りにもちょうどよい時間ですよ!

 「洋服はどうしてるの? 」「本はどちらに置いてあるの?」多くの方々が私に尋ねます。こうした生活をすると無駄や混乱が多くなるのが普通なんですが、おそらくそれを解説すると一冊の本になってしまうぐらい、私には秘密のコツがあります(笑)。

 昨春、京都女子大の教育系に採用された私を含む女性教員3名全員がこうした遠隔生活をしています。世間ではどの程度いるんでしょう。1%だと「まったく了解不能の存在」、3%だと「変わり者扱い」、8%になると身近な話題という感覚が抱かれるらしいですね。

 今年の夏、東京での仕事は全部夏休みにして、お盆明けまでずっと京都にいることにしました。避暑という意味では最悪ですけど・・・。